Sustainability サスティナビリティの取り組み

出光グループの重要課題(マテリアリティ)

出光グループの重要課題(マテリアリティ)

重要課題(マテリアリティ)

当社グループは2019年にマテリアリティを特定し、当社にとって重要な社会課題を認識の下、事業活動に取り組んできました。今回、2050年ビジョンや本中期経営計画の策定、また社外を取り巻く環境変化も踏まえ、マテリアリティの見直しを実施しました。

マテリアリティ KPI・モニタリング指標 関連する
主なSDGs
1 カーボンニュートラル、
循環型社会への貢献
  • CO2削減量(Scope1+2)
  • Scope3への貢献行動
  • 投資/事業計画
  • ROIC、収益目標
11 12 13 14
2 地域社会への貢献
(エネルギー&モビリティ)
  • 投資/事業計画
  • お客さま数
7 9 11
3 従業員の成長・やりがいの最大化
  • 出光エンゲージメントインデックス
  • 従業員一人当たり教育投資額
5 8
4 D&Iの深化
  • 女性採用比率
  • 女性役職者比率
  • 男性育児休暇取得率
5 10
5 デジタル変革の加速
  • DX投資
  • 生産性向上
8 9 11
6 ガバナンスの進化
  • 取締役会の実効性
16
7 健康、安全、遵法、
人権擁護の徹底
  • 従業員の健康指標
  • 安全指標(事故件数等)
  • 重大なコンプライアンス違反ゼロ
  • 人権デューデリジェンス
10 16
重要課題(マテリアリティ)特定プロセス

2019年に特定したマテリアリティからの連続性を重視しつつ、社内外の環境変化を反映し、また中期経営計画とビジョンの達成に向けて以下のプロセスでマテリアリティを見直しました。

2019年
Step 1
課題の抽出
GRI スタンダードなど国際的なガイドライン、SDGs やESG 評価機関の評価項目を参照し、当社の事業活動およびそれを通じて関係し得る環境・社会の課題を抽出
Step 2
ステークホルダーにおける重要度の確認
多様なステークホルダーにアンケート調査を実施、各課題に対する社内外ステークホルダーにとっての重要度を評価
Step 3
全社戦略との整合化
中期経営計画と整合を図り、課題の優先順位や妥当性を検証
Step 4
経営層での議論と決定
社長を委員長とする経営委員会における協議を経て最終決定
2022年
マテリアリティの見直し
  • 2019年から社内外の環境変化を踏まえ、サステナビリティ課題の重要性をダブルマテリアリティ視点で再評価
  • 自社が社会・環境課題に与える影響、社会・環境課題が自社に与える影響を重み付け
  • 経営陣による議論、社外有識者ダイアログを経て、経営委員会での協議を得て決定
重要課題(マテリアリティ)とSDGsの関連性

当社は国際社会の一員としてSDGsの達成に貢献することを目指します。
17ゴールが相互に関連し合うSDGsに対しては当社の活動はその全てに関与すると認識する一方、今回特定したマテリアリティから、特にゴール達成に向けて寄与できる領域と、事業活動を通じて負荷を与え得る可能性があるため対応が必要な領域の認識整理を行いました。

特にゴール達成に寄与できる領域
5 7 8 9 11 13
負荷を与え得る可能性があるため対応が必要な領域
6 12 13 14 15

当社グループは社会課題に与える負荷を最小化、または打ち消すための取り組みを推進すべく、技術開発を進め、事業を通じて実践していきます。

出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ