Response to Climate Change 気候変動対応・カーボンニュートラルへの挑戦

GHG削減に向けた取り組み③ 環境配慮型商品・サービスの供給

環境配慮型商品・サービスの供給

CO2排出量削減に貢献する商品やサービスの提供を通じて、当社グループだけでなくサプライチェーン全体でのCO2削減に貢献します。

出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

太陽光パネルの製造・販売(累計出荷量6GW超)

当社グループのソーラーフロンティア(株)では、太陽光発電システムの販売および運用管理・保守点検、太陽電池パネルのリサイクル、次世代太陽電池の研究開発を通じて、太陽光発電に関わる以下の課題解決に取り組んでいます。

  • 設置場所の制約
  • 発電所の長期安定利用と太陽電池パネルの大量廃棄
  • 系統電力システムの需給バランス安定化

これらの取り組みを通じ、太陽光発電を国内の主力電源にすることに貢献します。

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出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

石炭ボイラ制御最適化システム(ULTY-V plus™)販売

日本郵船グループとボイラ制御最適化システム「ULTY-V plus™」を共同開発しました。ULTY-V plusTMの導入により石炭使用量が約1%削減でき、その結果、お客さまの経済性の向上とCO₂排出量の削減につながります。2019年3月には日本郵船グループと折半出資で、郵船出光グリーンソリューションズ(株)を設立、該社を核に提案販売に力を入れています。2021年度には、北陸電力(株)向けに4基受注し、この4基導入によるCO₂排出量は約10万トン/年の低減見込です。今後も国内外に向けた販売を進めていきます。また、石炭ボイラーにおけるバイオマス燃料の最適な混焼率を算出するシステム(製品名:「BAIOMIX™」(バイオミクス)、以下「本システム」)を開発し、2021年8月に販売を開始しましたULTY-V plusシステムへ本システムを搭載することで、石炭ボイラでのバイオマス混焼を最適に自動制御することが可能となります。

当社は、石炭火力発電所でのバイオマス混焼を拡大するため、粉砕性や発熱量などに優れ、石炭とほぼ同様に取り扱うことが可能な半炭化した木質ペレット「ブラックペレット」の開発を行っており、既存の石炭火力発電設備を利用したCO₂の低減に取り組んでいます。
今回開発した本システムは、「ブラックペレット」をはじめとしたバイオマス混焼による、機器や発電効率への影響・経済的負担を算定し、過去の混焼率データからAI(人工知能)が最適な混焼率を算出します。
なお、石炭とバイオマス燃料を既存設備で混合してから燃焼する方式に加え、バイオマス燃料を専用ラインから投入し石炭と炉内混焼する方式等、さまざまな燃焼方式で利用可能です。

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また、当社グループは以下のように、成長事業分野において環境配慮型商品の開発を進めています。

  • EV化に対応する製品(高機能潤滑油、先進グリース)
  • 全固体リチウムイオン電池材料の開発
  • 高機能(超高効率など)次々世代ソーラーパネル
  • 先進グリース(食品機械など向けに木材パルプ由来のセルロースナノファイバーという生分解性を有する安全な材料を活用)
出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

トピックス

東京ビッグサイト床面に舗装型太陽光パネルを設置

ソーラーフロンティアと早水電機工業(株)は、東京都の「再生可能エネルギー見える化モデル事業」の一環として東京ビッグサイトに舗装型太陽光パネルを設置し、3月26日から利用が開始されました。設置した舗装型太陽光パネルは、日中に発電した電気を蓄電し、夜間に利用することで、床面にメッセージを点灯表示させることができるものです。部分的な影に強く実発電量の多いソーラーフロンティア製のCIS※太陽電池と、早水電機工業(株)の導光板技術を組み合わせることで、視認性の高い光る歩道を実現しました。全長は約16.5mにおよび、年間想定発電量は約750kWhとなる見込みです。なお、舗装型太陽光パネルの設置は、2021年3月31日までの予定です。

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路面温度を10度下げる高機能アスファルト「メイブライトA」が豊田スタジアム隣接の矢作川河畔・白浜公園に採用

ラグビーワールドカップの会場のひとつ愛知県の豊田スタジアムに隣接する矢作川河畔・白浜公園に、当社の高機能アスファルト「メイブライトA」が採用されました。同製品は着色可能な明色アスファルトで、今回は地元で採れた天然砂利の風合いを再現する無着色で施工し、7月に完工しました。この「メイブライトA」は通常の舗装に比べて路面温度を10℃ほど下げる効果があり、ヒートアイランド現象を抑制することが期待されます。

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