当社グループの製造拠点である製油所・事業所は危険物取扱施設として、一般の方の入構が厳しく制限されているため、施設内の緑地が生物多様性に富み、鳥類や小動物の格好のすみかとなっていることが分かりました。これらの緑地や自然公園などを利用して、北海道製油所、千葉事業所、愛知事業所では地元小学校などの児童・生徒に環境教育の機会を提供しています。
愛知製油所(現:愛知事業所)は2019年7月21日、知多市内の親子を対象に所内のグリーンベルトで自然観察や昆虫採集をする「グリーンベルト体験会」を開催しました。グリーンベルトとは、近隣にお住まいの方々の生活環境を損なうことなく親しみある製油所・工場となること、また周辺の生態系を守ることを目的に設置した緑地帯です。環境保全に取り組んでいる「命をつなぐプロジェクト学生実行委員会」メンバーのサポートを受けて、子どもたちはグリーンベルトや草地で、バッタやトンボなどを夢中になって採集していました。
2019年5月11日、知多市が主催している「知多市自然調査隊」による緑地見学会が愛知製油所(現:愛知事業所)で開催されました。約110名の市民の方々が集まり、暖かい日差しのなか、グリーンベルトの見学や昆虫採集などを行いました。