Diversity and Inclusion (D&I) Initiatives ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の取り組み

障がい者の活躍推進

基本的な考え方

当社は、障がいのある方も能力を発揮して働くことのできる環境を整え、活躍する機会を提供する取り組みを行っています。本社各部室や全国の各拠点で、個別に障がい者が働ける環境を整え受け入れると同時に、本社、千葉事業所、次世代技術研究所、徳山事業所では「チーム就労」型の障がい者雇用も展開しています。
「チーム就労」型とは、複数名の障がい者がチームとなり社内各部室からの業務を請け負い、全社の生産性向上に寄与する障がい者のための働き方です。具体的には、①次世代技術研究所での清掃業務や事務サポート業務、研究所内の温室設備を活用した花卉(かき)栽培(出光夢農園)、②徳山事業所の「チーム☆彡きらら」による制服管理や社有車管理、事業所の排熱を利用したイチゴ農園の運営と生産物の社員への提供、③大手町本社の「チームアルテミス」による、郵便センター運営、清掃業務、全社ペーパーレス活動の一環として紙資料の電子化等に取り組んでいます。
今後、さらに障がい者の活躍・成長の場を創出するとともに、チーム就労も定着させ、障がい者雇用の側面でダイバーシティー&インクルージョンを具現化することを目標として取り組んでまいります

ロゴと写真
障がい者雇用率の推移
グラフ
  • ※2021年度は、2021年6月1日時点のデータであり、出光興産雇用(他社への出向を含む)を対象としています。
  • ※出光興産の2016~2019年度は、各年の6月1日現在
  • ※昭和シェル石油の2016~2017年度は、各年の12月31日現在
出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

徳山事業所が障がい者雇用創出とやりがい向上を目的にいちご農園を開所

2019年に障がい者の雇用創出とやりがい向上を目的に徳山事業所でいちご農園を開所しました。いちご農園は約150m2のビニールハウスで、当事業所の工業用水や蒸気・電気などの用役を活用します。栽培は山口県農林総合技術センターと共同で行い、2月の初収穫を目指します。11月6日から栽培を開始し、6人がワークシェアリングで管理しています。採れたいちごは、社員食堂で提供する予定です。

山口県農林総合技術センターの技術指導を頂きながら、余分な葉を取り除く作業や、受粉がうまくいっていない花を摘み取る摘花作業をしています。事業所の皆さんに美味しいいちごを提供できる日を心待ちにしながら、大切に育ててます。教えてくださる方も、教わる方もみんな真剣です。近隣の総合支援学校や、障がい者就労支援事業所などから実習生も受入れ、いちご農園に小さな「共生社会」ができました。

写真
出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ