当社グループにおけるコンプライアンスとは、「法令遵守」「社内規程・契約の遵守」はもちろんのこと、法令には違反しない場合でも、倫理的、社会的に許されない行為を行わないこと、つまり高い倫理観の下、謙虚な態度で自らを律し、誠実に行動することを意味します。
海外・国内を包含する全世界で働く従業員を対象に、一人ひとりが持つべきコンプライアンスマインドの浸透と、それに基づいた行動の実践のため、コンプライアンスの順守とはどのような行動を指すかを、より具体的に、かつシンプルに分かりやすく示すものとして、2019年に「コンプライアンス行動規範」を制定しました。行動指針に掲げられた「高潔」にのっとった「コンプライアンス行動規範」を共通概念とし、コンプライアンスファーストの姿勢で行動していきます。
コンプライアンス活動を支援・指導するために、リスク経営委員会の下に「リスク・コンプライアンス委員会」を設置し、各部室、関係会社には「コンプライアンス推進責任者」等を設置しています。
当社グループはリスク経営委員会の下、業務執行、およびリスクマネジメントの課題を、より実務的、かつ専門的な見地で審議を行うことを目的に「リスク・コンプライアンス委員会」を設置し、コンプライアンス懸念事例への対応や、コンプライアンス推進活動計画、活動状況のモニタリングなどを通じて、コンプライアンスの徹底に努めています。委員長は、経営委員会で協議のうえ社長により選任されます。
委員は総務部門担当役員、総務部長、法務部長、人事部長、内部監査室長、経営企画部長および委員長が指名する者で構成され、定期委員会は四半期に一度、開催しています。
当社グループの部室長および関係会社の社長は責任者として、コンプライアンス推進担当役職者を任命し、責任を持って自部室・自社のコンプライアンスを推進しています。