Pollution Prevention

汚染予防の取り組み

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出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

基本的な考え方

環境負荷の低減については、環境に関する法律を順守するだけでなく、社内規程(安全衛生環境基本要綱)に沿って自主的に予防的な取り組みを行っています。また社内にとどまらず、社会全体での汚染防止に貢献するために、水質汚濁防止法や土壌汚染対策法の運用を見直す環境省や経団連の委員会などにおいて当社グループの知見や経験をフィードバックし、調査分析手法の開発などを手掛けるとともに、更なる汚染物質の排出防止など、環境負荷の低減に努めています。

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大気汚染防止

当社グループの事業を通じて排出される大気汚染物質には、ボイラや加熱炉から排出されるSOx、NOx、ばいじんや、原油・石油製品タンクや船・ローリー出荷設備から排出されるVOCなどが挙げられます。そのため製油所・事業所では、法令、条例の排出基準、地方行政との公害防止協定に基づく協定値を順守する運転管理を行っています。

大気汚染物質排出量
  • (単位:t)
  2022年度
SOx 10,528
NOx 18,800
ばいじん 257
VOC 7,235
  • ※集計対象:北海道製油所、千葉事業所、愛知事業所、徳山事業所、東亜石油(株)、昭和四日市石油(株)、西部石油(株)および主要な連結会社
  • ※西部石油(株)のデータは、連結会社となった2022年6月以降の排出量のみが集計対象です。
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水質汚濁、海洋汚染防止

海洋油田開発では、試掘・開発において油を含んだ水が発生します。海洋汚染を防止するため、発生した水はセパレーターにかけ、油は陸上に運んで処理するとともに、油分を取り除いた水は排水基準を満たす処理を施した後、海へと戻します。また、試掘・開発の前には、必ず専門家による環境・影響評価を実施し、環境への影響が許容できるレベルであることを確認しています。そして万一、油が海上に漏れた場合の対処法「油濁防除計画」なども用意しており、緊急時はオイルフェンスを張って拡散を防止し、漏れた油を回収するなどの処置を速やかに実施していきます。
外航タンカーの輸送では、油濁事故ゼロを維持するために、ハード面とソフト面の両面で対策を行っています。ハード面では、現在運航している大型タンカーを全てダブルハル(船体外板を二重構造とし、軽微な損傷事故で原油が流出する危険を防ぐ)にすることで、油濁リスクを低減しています。ソフト面では、船上での定期的な防災訓練、全乗務員への安全・環境教育を実施しています。

図

シングルハル断面図

図

ダブルハル断面図

また、当社グループは安全で安定的なエネルギー・素材の提供を目指すとともに、海洋プラスチックごみ問題の解決をはじめとする環境保全活動にも積極的に取り組み、持続可能な社会の構築に貢献していきます。なお、当社グループは海洋プラスチック問題の解決を目指す「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)」に2019年9月に入会しています。

クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス ロゴ
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土壌汚染対策

石油を取り扱う製油所・事業所・工場・SS(サービスステーション)においては、地下配管などからの油漏えいなどの土壌汚染のリスクがあります。そのため当社グループでは、土壌・地下水汚染の自主的調査と浄化対策に取り組んでいます。特に施設の閉鎖や建て替えといった土地の形質変更が生じる場合には、土壌汚染対策法に従い土壌汚染調査を再度実施するなど、適切に管理し汚染の未然防止に取り組んでいます。

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