Diversity and Inclusion (D&I) Initiatives ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の取り組み

グローバル意識の向上

基本的な考え方

グローバル化が進んでいる世の中では、他国の異文化や多様な考え方などに柔軟に対応できる人材、つまりはグローバル 人材が求められています。グローバル意識向上、新たなキャリアへのチャレンジ機会の提供を目的に、新たに「海外トレーニー 制度」を設けるとともに、若手社員のうちから海外赴任を積極的に経験させるなどの取り組みを行っています。また、国内拠点 と海外拠点とが自由にコミュニケーション(情報交換)できる機会を提供しています。

海外トレーニー制度
海外派遣を通じ、知識、知見を広げ、多様な経験を積み、国内外を問わず活躍できる人材を育成するための制度
出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

「第2回Global Values Workshop」で日本と世界中の拠点をもっと繋げる

Global Values Workshop (GVs)は、海外拠点の社員が来日するタイミングを利用して、国内外の社員が自由にコミュニケーションを取ることができる機会として開催しています。国籍、世代、部署等に関係なく、グループ社員が横断的にコミュニケーションを取る事で相互理解が深まり、世界中、全拠点の出光グループの一体感を生み出し、グローバル企業として発展していくことを目的としています。
第2回目となる今回のGVsは、Idemitsu International Asia(IIA)のナショナルスタッフ2名をゲストスピーカーとして迎え、2020年1月29日に帝劇本社で開催しました。参加者は「私たちが考えるグローバル企業とは?」、「当社とその会社の違いは?」の2点について意見交換を行いました。共通した意見として、「グループの国際的な横の繋がりをもっと強化したい」との声が挙がりました。グローバル企業として社会に必要とされ続ける企業であるために、一体感をもって出光グループの強みを世界で発揮していけるよう海外拠点との更なる連携に努めます。

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出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

社員のグローバル意識の向上をめざして「Global Values Workshop」を開催

2019年9月10日、出光グループの海外現地法人に勤務する社員が出張で来日するタイミングを利用して、「Global Values Workshop」を開催しました。このワークショップは、国籍や部署、世代を超えて社員がコミュニケーションを取ることができる場です。初回となる今回は、潤滑油部のグローバル管理部門役職者会議で来日中のIdemitsu Lubricants America副社長と総務・人事課長、そして国内公募で集まった14名の計16名で、当社グループのグローバル化についてディスカッションしました。

当日は、「出光グループがグローバル企業となるために」をテーマに、「Improve」 「Minimize」 「Start Something New」の3つの観点から参加者がアイデアを出し合い、共有化しました。参加者から出てきたアイデアは以下の通りです。

  • To Improve/Enhance

    • 外国籍の経営陣を増やす
    • 英語で話せる機会を増やす
    • 異文化に対する理解を深める
    • 効率性アップ:意思決定プロセスをスピーディーに!
  • To Minimize/Stop

    • 時間が掛かり過ぎる決裁
    • 本社の情報キープ(海外店にももっと情報を共有してほしい)
    • グローバル会議で日本語を使い過ぎる事
  • To Start Something New

    • 会社としてのグローバルの定義や目指している姿を明確化
    • グローバルブランドのイメージ作り
    • 外国籍社員を増やす

今後も、様々な部署と協力し、Global Values Workshopを継続して開催していきます。

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グローバル展開のビジネスを共に学ぶ

執行役員ワークショップで海外を主戦場とするビジネスの問題意識を共有したことをきっかけに、部室横断での勉強会を2020年7月9、30日の2回開催しました。勉強会では海外で事業を展開している潤滑油部門から、海外でナショナルスタッフと取り組んできた事業展開や、事業活動を通じて得た学び、成功や失敗の経験などを共有しました。海外でビジネスを展開する各部室の役職者110名以上が参加し、各テーマともに活発な質疑応答や意見交換が交わされました。特にナショナルスタッフも含めたグローバル人材の育成について議論が盛り上がりました。終了後、参加者からは「これまでの取り組み、試行錯誤が参考になった」「今後さらなる意見や情報交換の場を設けたい」という声が上がりました。今後は地域ごと・テーマごとに継続して意見交換会などを行います。また、このような非公式活動を事業部門間で推進し、コーポレート部門と共にグループのグローバル対応力の向上につながることを目指していきます。

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