2020年度は、中期経営計画の見直しに関して特に重点的に議論しました。具体的には、企業理念の成文化、2030年ビジョン・基本方針の策定、事業ポートフォリオの転換などの戦略、さらには2050年カーボンニュートラルへの挑戦などを社外役員との情報共有の場である社外役員ミーティングも活用しながら、複数回にわたり、活発に討議を行いました。最終的には、2021年5月の取締役会での決議を経て、中期経営計画の見直しを公表しました。また、2019年度取締役会実効性評価で抽出された戦略課題についても討議しました。
取締役会での主な審議事項の一覧
経営・事業戦略 |
- 企業理念の成文化・継承の取り組み
- 2050年に向けた長期エネルギー事業環境シナリオの検討
- 将来に向けた事業ポートフォリオの転換
- SS新ブランド「apollostation」の展開
- ニソン製油所の収益貢献化に向けた取り組み
- 新型コロナウイルス感染症の拡大による環境変化、経営計画への影響
- 上場子会社の今後の在り方
- 次年度基本計画(収支・投資・資金)
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ガバナンス |
- 取締役会実効性評価の実施方法
- 取締役会の実効性評価結果討議(取締役会の在り方・一層充実した議論実現の方策など)
- 執行役員の選任プロセスの見直し
- 内部統制システムの基本方針
- 内部統制システム改善に対する中期的取り組み
- 海外子会社のガバナンス強化
- 代表取締役報酬に係るKPIの見直し(非財務要素の反映)
- 監査役監査方針
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IR・株主還元・株主総会 |
- 株主還元方針
- 株主との対話向上に向けた株主総会の事前質問制度の導入
- コロナ禍に対応したオンライン参加型の株主総会の導入
- 株主総会の総括と今後の方向性
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