「人が資本」「人が中心の経営」を標榜する当社は、全ての人が活き活きと活躍できることを何よりも重視します。
当社グループは、「出光グループ DE&II方針」に基づき、経営として取り組む重点課題の一つとして「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの実践」を掲げています。
出光グループは、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン) の推進を通じて、
を目指します。
そのために、私たちは以下の行動態度を追求します。
当社は2023年6月より、「D&I」を「DE&I」へと発展させ、「公正性(Equity)」のある組織づくりに一層力を入れて取り組んでいます。
一人ひとりの状況に合わせた適切な配慮を行うことで、誰もが活躍の機会を手にし、それぞれが持つ力を最大限に発揮して組織に貢献することを可能にします。
2021年10月に代表取締役副社長を委員長、荷堂社外取締役をアドバイザーとするDE&I推進委員会を設立しました。DE&I推進に関する経営課題の抽出や、目標設定、各種施策の立案等をリードしています。本年は委員会から育休制度について全従業員向けに意見募集を行い、ジェンダーにかかわらず育児参加を奨励する推奨育休制度のトライアル実施につなげています。
当社グループでは、相手への理解や、職場内のコミュニケーションが向上し、イノベーションが生まれやすい風土づくりに資すると考え、アンコンシャス・バイアス認知に関する施策を継続展開しています。これまで、全社員対象のeラーニングや外部有識者による講演会(部室長以上必須参加)、対話型ワークショップ「アンコン対話」を開催し、役員をはじめ1,500名超が参加しました。また、各職場における推進を後押しするため、希望部室向けに本ワークショップのファシリテーション教育も実施しています。2022年度は、これらの取り組みを関係会社にも積極展開することでグループ全体でDE&Iを推進しました。
実施内容 | 対象 | 実施/参加状況 | 実施 時期 |
備考 |
---|---|---|---|---|
Webラーニング研修 | 役員、社員 計6,169名 |
受講者5,668名 (受講率92%) |
2020/ 10~11 |
アンコンの基本知識を得ることを目的に実施 |
対話型ワークショップ(アンコン対話) | 執行役員、部室長、人事担当役職者、参加を希望する社員 | 全150回、計765名参加 | 2020/11 ~2023/3 |
対話を通じて、職場におけるアンコンの悪影響につき理解を深め、行動変容につなげることを目的に実施 |
アンコン講演会 | 主に役員、執行役員、役職者、担当者 | 計3回、延べ2,284名参加(動画アーカイブを全社員に公開) | 2021/3 ~2023/3 |
アンコンがもたらす組織運営上の影響や、経営におけるD&Iの重要性についての理解促進および職場風土改善に繋げることを目的に開催 |
アンコン講演会(2023年3月)
2023年3月31日時点での当社単体の従業員数は4,981名、連結従業員数は14,363名です。年齢、性別、国籍、障がいなどにかかわらず、全ての従業員がやりがいを持って働くことができる取り組みを推進しています。
人数(名) | 比(%) | |
---|---|---|
従業員数 | 4,981 | 100 |
男性 | 4,316 | 86.6 |
女性 | 665 | 13.4 |
シニア:60~65歳 | 433 | 8.7 |
シニア:65歳以上 | 160 | 3.2 |
外国籍 | 36 | 0.7 |
当社は「NEXT BREAKTHROUGH」※という採用コンセプトを掲げ、自ら挑戦し、多様性を尊重しながら新たな価値を共創することができる仲間を求め、採用を推進しています。入社後にミスマッチが生じることのないようにインターンシップや身近な先輩社員との接点を設けるなど、当社のありのままの姿を知ってもらうことを大切にしています。また、社員のモチベーション向上・社内風土の改善、制度の拡充にも取り組み、社員の定着率向上にも努めています。
人数(名) | 比(%) | |
---|---|---|
全体 | 87 (48) | 100 |
男性 | 70 (32) | 80.5 (66.7) |
女性 | 17 (16) | 19.5 (33.3) |
外国籍 | 1 (1) | 1.1 (2.1) |
人数(名) | |
---|---|
全体 | 33 |