Biodiversity Conservation 生物多様性の保全

取り組みの歴史

取り組みの歴史

当社は、生物多様性保全の重要性が近年のように広く叫ばれるようになる以前から、事業遂行に当たっては自然との共生を常に意識し、本分野に配慮をして事業を遂行してきました。
例えば、製油所・事業所建設時には法定対応以上の緑地帯の設置を行っています。当社の事業主要拠点である製油所・事業所は、日本国内において1950年代から順次完工し稼働しています。一方で、ちょうどこの頃から工場の建設に際して、敷地内に緑地帯の設置が義務付けられるようになりました。当社はこの緑地帯の設置を単に法律で規定されている面積を確保するだけではなく、元々当該地には存在していなかった構築物を建設するに当たって、できる限り周囲の自然環境との調和を維持するため、法で要求されている面積を大幅に上回る緑地帯を設置してきました。こうした当社の姿勢は、外部機関からも高く評価されており、公益財団法人都市緑化機構が主催する「社会・環境貢献緑地評価システム(SEGES:シージェス)」の評価において、北海道製油所と愛知製油所が5段階の最高位(SuperlativeStage)を取得しています。

画像
写真
写真
出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

重要性の認識

生物多様性保全への取り組みの重要性に関しては、環境保全の方針の項目の一つとして位置付けられており、社内の関連する各部門では本方針に基づいて取り組みが実施されています。
なお、生物多様性保全の取り組みの重要性は世界経済フォーラムが年次発行しているThe Global Risk Report最新版(2020)において気候変動に次ぐリスクと認識されている点や、IPCC特別報告書の中で生物多様性保全と気候変動対応が相互に密接に連関している点が指摘されるなど、ますます取り組みの重要度が上がってきていると認識しています。なお、生物多様性保全の取り組みの重要性は世界経済フォーラムが年次発行しているThe Global Risk Report最新版(2020)において気候変動に次ぐリスクと認識されている点や、IPCC特別報告書の中で生物多様性保全と気候変動対応が相互に密接に連関している点が指摘されるなど、ますます取り組みの重要度が上がってきていると認識しています。
出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

取り組みの枠組み整理

既に述べてきたように、当社は過去から生物多様性保全に関する取り組みを実施してきました。それらの取り組みと近年グローバルレベルで求められている内容を融合させることで、抜け漏れのない形での本分野の取り組みを進めています。
具体的には以下のような流れで本分野の取り組みを整理しています。

  1. ① 当社事業バリューチェーンの中で生物多様性に与える影響の正確な把握
  2. ② 主要事業拠点と生物多様性の観点で保護が必要な地域との近接状況把握
  3. ③ ①、②を踏まえた上での当社取り組みの整理
    • 事業により発生するマイナスを極力低減
    • 事業を通じてプラスの効果を創出
    • 地域コミュ二ティとの連携
出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

当社事業のインパクト

当社事業バリューチェーンの中で生物多様性に影響を与えている領域の中で、主要なものとして下図のような点が挙げられます。また、United Nations Environment Programme – World Conservation Monitoring Centre (UNEP-WCMC:国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター)が管理しているウェブサイトProtected Planetにおいて、当社事業における主要拠点と生物多様性に特段の配慮が必要な地域との近接状況を確認しています。

生物多様性に配慮すべき影響
図
出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ